ドッグフードに使用されている着色料

ドッグフードに使用される原料は自然のものですから、同じ素材でも季節や地域によっては色が違い、製品としても色にばらつきが出るため、着色料を添加することにより均一な色になっています。犬は色彩に対する認識力があまり良くないため、色によって嗜好性が左右されることはありません。着色料は、色の違いに敏感な日本人の飼い主のために加えられています。わずかな色の違いが購買意欲に大きく影響するからです。
ドッグフードに使用されている着色料は、厚生労働省から食品添加物として認められているものです。人の口にする食品に使われているものと同じものです。使用されている着色料を見ていきましょう。

赤色2号は、正式名アマランス、食用タール色素に分類される赤色(明赤褐色)に着色する合成着色料です。イチゴシロップやゼリーなどに多く使用されます。

赤色102号は、正式名ニューコクシン、食用タール色素に分類される赤色(暗赤褐色)に着色する合成着色料です。洋菓子やソーセージ、漬物などに使用されています。

赤色106号は、正式名アシッドレッド、食用タール色素に分類される赤色に着色する合成着色料です。洋菓子やソーセージ、ゼリー、蒲鉾、桜海老などに使用されています。食品添加物としては、日本だけで使用されている着色料です。

黄色4号は、正式名タートラジン、アゾ系の食用タール色素に分類される黄色(橙色)に着色する合成着色料です。キャンディーや焼き菓子、冷菓、佃煮などに使用されています。

青色1号は、正式名ブリリアントブルーFCF、食用タール色素に分類される青色に着色する合成着色料です。キャンディーや菓子、ジュースなどに使用されています。他の着色料と混合して緑色としても使用されています。

このほかにも自然の素材から採取した天然の着色料もあります。ウコン(鮮やかな黄色)、クチナシ(黄色)、コウリャン(赤褐色)などがあります。
日本で使用されている主なものをあげましたが、国によっては使用を禁止されているものもあります。各国の基準の違いがありますが、私たちが長年口にしているものが使用されていますので、安全性は高いといえます。