ドッグフードはメーカーごとにどう違う?

市販されているドッグフードの数が多く、愛犬に合ったものを探すのが大変です。メーカーごとに種類も多く、同じメーカーでも種類が豊富です。これは、メーカーごとのドッグフードに対する考え方、健康への配慮から生まれています。
人間でも種族や国、地域ごとに食事の内容が違うように、犬も種類や年齢などに対応するドッグフードがあるのは当然です。日本人の腸の長さの平均は約8m、西洋人では約4mと、食習慣によって外形上も機能にも違いがあります。犬もチワワとグレートピレネーズでは、それ以上に大きな違いがあります。
ドッグフードのカロリーを見ると、約300kcal/100g~約400kcal/100gと大きな幅がありますが、必要エネルギー量や運動量によって与える量での調整のしやすさがあります。オールステージ用と年齢別、年齢別でも1~7歳までと7歳以上を1~2歳ごとに20歳くらいまで、細かく分けて栄養バランスを調整したものもあります。タンパク質も約25%から約40%ほどまで含有量も違えば、動物性タンパク質をメインにしたもの、魚肉タンパク質がメインのもの、穀物の割合が高いものなどがあります。犬種ごとの専用フードもいくつものメーカーが出しています。
ドッグフードの基本は、犬に必要な栄養分を身体に供給することです。それをどこまで、どのように追及するのかによって、メーカーごとの違いが生まれます。犬の身体作りに最も適した動物性タンパク質を使用したり、消化吸収性の高いタンパク質やアレルギー源になりにくい魚肉を使用したり、タンパク質ひとつに対しての考え方さえ違います。
愛犬は自分でドッグフードを選ぶことはできません。まず、愛犬にとってどのようなフードが適しているかを十分に把握することです。愛犬の種類、年齢、健康状態、嗜好性など、できるだけ詳細に。メーカーごとの違いはメーカーのサイトを見て事前に確認することもできますが、パッケージを見ても方向性が分かります。大きな価格の差もありますが、価格を気にすることなく選ぶことが大切です。高いから愛犬に良いものだとは限りません。安くても愛犬に適したフードがあるかもしれません。ドッグフードの多様性は、愛犬に最適なフード選びの可能性を高めてくれています。