レトルトのドッグフード

レトルトのドッグフードは、種類もたくさんあり、総合栄養食も多く主食として利用できるものですが、量的な面と価格的な面からすると補助的に利用する方がいいでしょう。
レトルトは、含有水分量が約80%と高くなっていますので、あまり水を飲まない犬の水分補給に利用できます。缶詰同様、内容物を封入してから、加熱殺菌されますので、空気をほとんど含みませんので、保存期間が長く約2年ほどです。保存料や抗酸化剤なども使用量が少なく、素材本来の風味に近いものです。そのため、嗜好性も高くなっていますので、食欲のない犬や病気の犬のフードにトッピングすると食いつきがよくなります。
総合栄養食も多いので、内容としては主食としても利用できるものですが、量的には小型犬の食べきりサイズ程度ですが、柔らかすぎるということがあります。また、水分量が多いために栄養素の量としては不足しています。ドライフードの固さは、犬が噛むことによって顎や噛む力の維持、健康にもつながります。あまり柔らかいものばかり与えていると、このような力の衰えが、健康の衰えにもなりますので、主食として充てるよりも食事に彩を添える補助食品として利用する方がいいでしょう。
また、嗜好性の高いレトルトばかり食べていると、ドライフードを食べてくれなくなりますので、ある程度の間隔をあけて利用する方が、食事の管理がしやすくなります。
単一のタンパク質ばかり食べていると、食物アレルギーになった時に、すぐに他のフードに切り替えることは難しいものですが、いろいろな種類のレトルトを利用していると、フードの切り替えも比較的に容易にできます。レトルトで他のタンパク源も利用することで、アレルギーの予防にもなります。
年齢に応じた栄養バランスのドライフードが多くなっていますが、レトルトタイプにも年齢に応じた栄養バランスで作られたものがあります。レトルトは価格的には安くはありませんが、年齢ごとの健康面に配慮されていますので、上手に利用して、愛犬の健康維持に役立ててはいかがでしょうか。