ドッグフードのローテーションは必要?

ドッグフードを定期的に変更するローテーションは必要ありませんが、食べられるフードが複数あると、食事の管理、健康管理がしやすくなります。
生涯一つのドッグフードだけで過ごせる犬もいますが、これまで食べていたフードを突然食べなくなることもあります。そんなときにメインのフード以外に食べられるフードがあれば、切り替えるのも容易になります。複数のフードを時折混ぜて与えることで、風味が変わり飽きが来ないということがあります。突然食べなくなったからと、その時点で新たなドッグフードに切り替えると、フードに身体が馴染んでいませんので、下痢や嘔吐などの体調不良を起こすことがあります。ローテーションも短期間でフードを切り替えることになりますので、フードごとの栄養素の配合バランスの違いが、体調不良の原因となることが懸念されます。
また、ローテーションとしてフードを短期間で切り替える場合は、偏食を助長する可能性があります。待てば美味しいものが出てくるのではないかと期待させますので、前に嗜好性の高いフードを与えていた場合は、次のフードを食べさせるのが難しくなります。メインのドッグフード以外に複数のフードを利用する場合は、常時いろいろなフードを併用することで、偏食になりにくくなります。
ローテーションをする場合、同じタンパク源であれば風味の違いが少なく、体調不良も起こりにくく、切り替えやすいからと、同じタンパク源のフードを選べば、食物アレルギーの可能性も高くなります。
また、年齢によって必要なエネルギー量や栄養バランスが異なりますので、加齢によりドッグフードを変えることになります。身体機能が衰え、歯が悪くなり、胃腸の働きも悪くなっている犬にとって、ローテーションは大きな負担となり、健康状態を悪化させることにもなります。
メインのドッグフードに同じドライフードやウェットフードを特性に合わせて利用し、何でも食べられるようにする方が、愛犬にも負担が少なく、スムーズなフードの変更、健康管理ができます。